【前編】南海トラフ地震の防災対策に!北海道胆振東部地震の被災から学んだ備蓄学|セカドリ

加藤光騎です。

ここでは2018年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震を札幌市で被災した体験から気づいたコト、役立ったコトを防災備蓄学として備忘録代わりにまとめました。

今後30年以内に80%の確率で発生すると言われている「南海トラフ地震」の防災対策に役立てれば幸いです。

ちなみにワタクシ光騎は、これで大地震被災は生涯3回目。

  • 2008年岩手・宮城内陸地震(震度5強,仙台市単身赴任中に経験)
  • 2011年東日本大震災(震度5強,東京単身赴任中に経験)
  • 今回の北海道胆振東部地震(札幌市の自宅マンション6階にて震度6弱)

ですから、日頃から防災グッズなどに関してはある程度意識していたものの、自宅での大地震被災は初めてでした。

そして、あらためて「まさか!」に備えた防災グッズの準備不足を痛感した次第です。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 大地震被災などで必要な防災グッズはどこで買えるか情報を集めている方
  • もし大地震にあったら絶対必要な防災グッズは何かを知りたい方
  • リアルな防災グッズ体験談を知りたい方

私が被災した北海道胆振東部地震はこんな状況でした

2018年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震。

私の住む札幌市のマンション(10階建ての6階)も震度6弱に見舞われました。

この北海道胆振東部地震が発生したのはAM3時8分。

寝室で寝ていた時に突然下から突き上げられるような衝撃で目が覚め、そして約50秒近い大きな横揺れが続き、寝ぼけながらもかなりの恐怖を覚えました。

そして地震発生の瞬間から、即停電。

地震の揺れが収まって、真っ暗の中を寝室からスマホを取りにリビングへ行き、外を見渡すと...

遠くに見える国道の信号機をはじめ、周囲は既に闇に包まれていました。

北海道全域がブラックアウト!?

地震のあとにすぐスマホのラジオアプリを使って情報収集をしたのですが、なんと北海道全域が停電しているというブラックアウト状態。

しかもスマホラジオでは

「停電は当面の間復旧のめどが立たない」

と報じられています。

これは困った、超不便。

深夜でも家の照明はつかないし、スマホの充電もできないし、電源を必要とするテレビやラジオは全てアウト。

マンション自体が停電していますから、エレベーターも停まったまま。

ですが我が家(10階建ての6階にあるマンション)は、なぜか水道は通っていたんですね、幸いにも。

なのでトイレは照明やシャワートイレは使えないものの、水は流せると。

そこで水の出ているうちに生活水確保をすべく、まずはお風呂に水をため、キッチンでもあらゆるモノに水をくみました。

とはいえほぼほぼオール電化のマンションですから、電気系の器具は一切使えません。

マンションの停電が復旧したのは42時間後

北海道胆振東部地震発生後、私の住むマンションの電気が復旧したのは9月7日PM8時19分頃。

時間にするとたった42時間の停電、しかも水は充分に出る状態でしたが、それでも私達夫婦は日常生活においてとても不便を感じました。

そして 

  • いかに電気に依存した生活を送っていたか

を思い知らされました。

あらためて防災グッズの日頃の準備の必要性を体感したワケです。

前置きが長くなってしまいましたが、ここから私達夫婦の防災グッズに関する体験談をまとめます。

日常で絶対必要な防災グッズ5選

私達夫婦が今回の北海道胆振東部地震で

「コレがあってめっちゃ役立ったー」

とまず最初に感じたのは、次の5つです。

  1. スマホのラジオアプリ radiko
  2. スマホの充電用予備モバイルバッテリー
  3. 現金
  4. 乾電池の予備
  5. カセットコンロとガスカートリッジ

順を追って説明しますね。

1.スマホのラジオアプリ radiko

深夜に地震災害にあったとき、まず手元に置いておきたいのはスマホ。

スマホは暗闇の中ではライト代わりにもなります。

そして今回一番最初に使ったのは、スマホのラジオアプリ radiko。

ポータブルラジオって普段は使わない事が多いので納戸に入れたままで、スグに起動させることができませんでした。

その点スマホアプリのradikoは、スグに地震災害情報が聞けますのでめっちゃ重宝しました。

MEMO
スマホのラジオアプリradikoは無料で使えますから、今この記事を読んだ瞬間にインストールしておいてください!

2.スマホの充電用予備モバイルバッテリー

私は寝る前にいつもスマホを充電しながら寝るのですが、さすがにスマホアプリradikoを地震発生後から朝までずぅーっと使っていたので、バッテリーはどんどん少なくなります。

そんなときに重宝したのが、スマホの充電用予備モバイルバッテリー。

どこかに外出したときに充電したっきりで満タン充電できてはいませんでしたが、ある程度充電できていればラジオアプリをしばらく聞き続けることくらいはできます。

MEMO
スマホの充電用予備モバイルバッテリーも、充電さえしてあればかなり役立ちます

3.現金はいくら必要?

朝になってから後述するポータブルラジオや予備の乾電池などの必需品を買いに行ったのですが、コンビニをはじめどこのお店も「現金のみ販売可能」でした

停電ですからお店のレジも、ATMも、スマホの電子マネーも、カードマネーも全く使えません。

つまり現金がないと、災害時に必要な防災グッズは何も買えないのです

これは防災グッズだけに限らず、車のガソリンや移動手段(タクシー)なども一緒。

乾電池なども、まとめ買いするとけっこうします。

MEMO
ガソリン代なども考えると、やはり2万円くらいの現金は常に自宅に置いておくべきでしょうね

4.乾電池の予備

我が家では防災グッズの一つとして、「単2電池LEDランタン」を納戸のスグ取り出せるところに置いてあったのですが、コレが役立ちました。

ですが、単2乾電池の予備はさほどなかったので、停電がこのまま続くようだと絶対に追加が必要になります。

ですから、乾電池の予備もある程度の数量は普段から準備しておくのがベストですね。

MEMO
今回の経験を活かし、LEDランタン用の乾電池予備は3日分を常備しておこうと思いました

5.カセットコンロとガスカートリッジ

我が家のキッチンはIHなので、停電になると何も煮炊きできません。

ですから、キャンプ用に買ってあったカセットコンロとガスカートリッジを早速引っ張り出してきて、とりあえず煮炊きはできる状態にはなりました。

ですが、予備のガスカートリッジは2本だけど全然足りないので、これもやはり3日分くらいは常備が必要だなーと感じました。

1日に2本のガスカートリッジで煮炊きをすると仮定すると、3本入りガスカートリッジは2セット常備しておくべきでしょう。

MEMO
被災当日は防災グッズを買いに行っても手に入らないことが多いのです

【被災当日】防災グッズはどこで買える?

北海道胆振東部地震から夜が明け、AM9時頃になってから私達夫婦は必要な防災グッズを買いに外出ました。

自宅の水は出ていますから、とりあえず確実に購入したい防災グッズは

  • 乾電池式ポータブルラジオ
  • 単2乾電池
  • カセットコンロ用ガスカートリッジ
  • スマホの乾電池で充電できるやつ

ドラッグストアツルハへ防災グッズを買いに向かうも…

AM9時過ぎに自宅を出発し、まずは夫婦で歩いて近所の徒歩3分くらいにあるツルハドラッグに向かったのですが、既に80人くらいの行列待ち。

この様子を見て私は

「コレはスグにモノが売り切れる…」

と感じました。

ですからツルハドラッグには奥様に並んでもらい、私は保険をかける意味で少し遠いホームセンターホーマックに歩いて向かいました。

地震災害の防災グッズ、被災当日は大型ホームセンターで買える!

ちなみに私がホーマックについたのは9時30分頃でしたが、既に推定500人以上の長蛇の列になっていました。

▲既に500人くらいの入店待ち列になっていました。

この行列を見て一瞬心が折れそうになりましたが、それでもとりあえず並んでみたんです。

▲私が並んだ後も長蛇の列になっています

▲並んでからお店側に来るまで50分くらいかかりました

結果的にコレが大正解で、奥様の並んだツルハドラッグは在庫不足で乾電池やガスカートリッジは完売で何も購入できず

一方、私が並んだホーマックは、お店入場まで2時間半かかったものの

  • 電池は制限なく買える
  • ガスカートリッジは1人1個(3本入り)
  • 単1電池で動くポータブルラジオ在庫あり

ツルハドラッグで何も買えなかった奥様も合流して、必要最小限の防災グッズは購入できました。

このようにホーマックのような大型ホームセンターは、倉庫も大きいので在庫数が豊富なようです

ですから、災害時の防災グッズ購入は、スーパーやドラッグストアではなく迷わず大型ホームセンターに行って買うのが良いです。

ちなみにホーマックで、最初に売り切れとなっていたのは次の商品でした。

  1. スマホ用の乾電池式充電器
  2. 携帯用トイレグッズ
  3. 大型懐中電灯
  4. 電池式ランタン
  5. 無洗米

ですから、上記の5つの防災グッズが必要な人は、日頃から家に備蓄しておいたほうが良いです。

スマホの充電は車からできると超便利

また、今回の北海道胆振東部地震で役立ったのはマイカー。

車のエンジンをかけてアイドリング状態にし、シガーソケットからAC電源変換器でスマホの充電を取りつつ、カーナビでTVを見ながら地震被害の状況把握をすることができました

車を走らせずにアイドリング状態でスマホ充電するのは、車のバッテリー的には決して良い行為ではありません。

ですが非常時ですからねぇ、車からスマホに小一時間で満タン充電できて、なおかつ待ち時間にカーナビでテレビが見れるのはめっちゃ便利だと思いました。

MEMO
車のガソリンも25%くらいあれば3日はアイドリングできますから、常に25%くらい残して給油する習慣をつけておくことがポイントです

断水になってしまったら…

幸いにも我が家は断水にはならなかったのですが、断水となると近所の水配給所まで水をもらいに行かねばなりません。

となると

  1. 1日に大人1人に必要な飲料水量は2L × 人数分
  2. トイレは1回6L

で計算すると、トイレ小では水を流さず大のみ流すようにしても夫婦2人だと

  • 最低でも1人1日あたり10Lの水が必要

になりますから、折りたたみ式のポリタンクなどを事前に準備しておいて、1日分づつ水を配給所まで取りに行く必要があります。

MEMO
大きなポリタンクだと重たくて運べなくなりますから、5~10Lくらいのポリタンクを複数準備しておいたほうが良いですね

今回の北海道胆振東部地震で常備が必要だと思った防災グッズまとめ

  1. スマホのラジオアプリ radiko
  2. スマホの充電用予備モバイルバッテリー
  3. 現金2万円程度
  4. 電池式ポータブルラジオ
  5. 乾電池の予備
  6. カセットコンロとガスカートリッジ
  7. 節電用LED懐中電灯
  8. 乾電池で充電できるスマホ充電器
  9. 折りたたみ式ポリタンク

あとは自宅ですとカップラーメンなど食べ物のストックは多少はあるでしょうし、カセットコンロで煮炊きができればそれほど食べ物に困ることはありませんでした。

ただし、洗濯機などは使えなくなりますし、断水になったときのトイレ対策は別途考えたほうが良いかもしれません。

なお我が家は札幌市ですから、冬に今回の北海道胆振東部地震と同じような災害が起きた場合に必須となるのは、暖房器具。

ですからポータブル式灯油ストーブと予備灯油も、今年の冬前までには準備しておこうと思っています。

余計なおせっかいかもしれません。

ですが、今後30年以内に80%の確率で発生すると言われている「南海トラフ地震」の防災対策に、2018年9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震を札幌市で被災した私の防災備蓄学が参考になれば幸いです。

この記事のまとめ
  • スマホのラジオアプリradikoはめっちゃ使えるので今すぐインストールすべき
  • 防災グッズは被災当日は大型ホームセンターのほうが在庫豊富で確実に買える
  • 防災グッズを購入するにも現金は必ず必要になる
 

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