『【重要なお知らせ】セゾンカード ご利用確認のお願い』のメールがorder-update@saisoncard.co.jpから届いたら【詐欺!】

セゾンカードの名前で『【重要なお知らせ】セゾンカード ご利用確認のお願い』という件名のメールが、order-update@saisoncard.co.jpから届いた方は注意が必要です!

この件名のメールは、ほぼほぼフィッシング詐欺です。

セゾンカードはカブシキカイシャクレディセゾンが発行する人気のクレジットカードですが、その名を騙った詐欺メールが流通しています。

この記事では、そうした疑わしいメールの見分け方を詳しく解説しています。

いくつかのチェックポイントを押さえて、不審なメールに対処しましょう。

セゾンカードから私宛に送られてきた疑わしいメール内容

こちらは、私が実際に受け取ったメールの内容です。

もし皆さんが受け取ったメールがこの文章や表現と似ている場合は、それはフィッシング詐欺のメールである可能性が高いです。

【受信日】2024/07/19 (金) 22:22
【送り主】セゾンカード <order-update@saisoncard.co.jp>
【件 名】【重要なお知らせ】セゾンカード ご利用確認のお願い

【本 文】

SAISON CARD カ-ドをご利用のお客さま利用いただき、ありがとうごさます。
最近行われましたプライバシ-ボリシ-の改定に伴いまして、こ確認のお手続きは、一回限りで、数分で終了致します。
お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がごさいます。
この確認は義務付けられており、確認していただけない埸合は、アカウントが停止される場合もあります。つきましては、以下ヘアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
■ご利用確認はこちら

※24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
SAISON CARDオンデマンドでは、以下の日時においてシステムメンテナンスを実施いたします。メンテナンス期間中、お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
■メンテナンス日時
[1]2024年7月20日(水)午前0時00分~午前8時00分
[2]2024年7月27日(木)午前0時00分~午前8時00分
※メンテナンス終了時刻など、予告なく変更させていただく場合がございますので予めご了承ください。
■本メールにお心当たりの無い方は、大変お手数ですが、下記までお問い合わせください。お申し込みから24時間カードを一時停止
24時間経過後に自動的に一時停止を解除します。
一時停止中にNetアンサーから「解除」
24時間経過前に一時停止解除のお申し込みができます。
一部利用できないお取引やサービスがございます。詳しくはNetアンサーログイン後、本サービスの注意事項をご確認のうえ、お申し込みをお願いいたします。
https://www.saisoncard.co.jp/creditcard/lineup/annual-fee-free/?options=normal
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員番号 第002346号
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このメールがほぼほぼをフィッシング詐欺っぽい4つの理由

それは、次の4つの点です。

  1. 宛名がない
  2. 差出人名やアドレスが怪しい
  3. メール内のリンクが不審
  4. そもそも私は『セゾンカード』を契約していない

これらの怪しいポイントを一つずつ詳しく見ていきましょう。

① 宛名がない

ほとんどのフィッシングメールでは、宛名が具体的に記載されていません。

セゾンカード名で送られてきた上記転載メールも宛名は書かれていません。

このように、宛名がない、もしくは「お客様」や単にメールアドレスが宛名として使われていることが多いのがフィッシング詐欺メールです。

本当にサービスを利用している企業からのメールなら、宛名ははっきりとしたものが使われるはずです。

真正な企業メールは、送る相手が明確で、「誰あてにどんなメッセージを送っているのか」がはっきりしています。

不審なメールが届いたら、まず宛名の有無を確認してください。

加えて、メールの日本語が不自然な点もサインの一つです。

たとえば、転載メール内の

最近行われましたプライバシ-ボリシ-の改定に伴いまして、こ確認のお手続きは、一回限りで、数分で終了致します。

内容がかなり不自然です。

以上のように、宛名や文面に不自然な点が見られる場合は、メールが不審である可能性が高いので注意が必要です。

② 差出人名やアドレスが不審

フィッシング詐欺のメールでは、差出人名やメールアドレスが不自然なことが多く、これが警戒すべき第二のサインです。

例えば、今回セゾンカードの名を騙ったフィッシング詐欺メールでは、差出人名は「セゾンカード」と表示され、メールアドレスも「order-update@saisoncard.co.jp」となっています。

このドメインの@以降の部分saisoncard.co.jpは一見正式そうに見えますが、セゾンカードとは無関係のアドレスです。

セゾンカードのメールアドレスのドメインじは、公式サイトで次のようになってます。

https://www.saisoncard.co.jp/customer-support/information/231124/

このように、セゾンカードからのメールは

  • @mail.saisoncard.co.jp
  • @mail2.saisoncard.co.jp
  • @cs.saisoncard.co.jp
  • @saisonid.com

のいずれかからであり、私に送られてきたメールアドレスは@saisoncard.co.jpですから微妙に違います。

フィッシングメールはしばしば、不明瞭な企業名や意味不明な文字列をドメインに用いるため、メールが届いた際は特にドメインを注意深く確認する必要があります。

正規のサービス提供者からのメールであれば、表示される差出人名とドメインの整合性が取れているはずだからです。

③ リンク先URLの不審

フィッシング詐欺のメールにはしばしば怪しいリンクが含まれています。

転載メールを見てください。

このメールに含まれるリンク先URLにカーソルを持っていくと転送先アドレスがポップアップ表示されますが、セゾンカードの公式表記が一切含まれておらず、疑わしいものです。

このように、フィッシング目的のメールは、偽のサイトに誘導して個人情報を窃取しようとします。

見た目は正規のURLに似せていることが多く、不注意にもクリックしてしまいがちです。

もしものときに備えて、届いたメールに記載されているURLは、急いでクリックするのではなく、じっくりと確認することが重要です。

セゾンカードの公式サイトには、「当社からのメールでカード番号入力を求めることはありません」というフィッシング詐欺に対する警告が明記されています。

④ そもそも私は『セゾンカード』を契約していない

そもそも私は『セゾンカード』を契約していません。

なのに、

  • 宛先を『尊敬する顧客様』として送信し、
  • 次回のお支払額の確定日となりました

という内容のメールを送りつけ、

『はて、こんなカード持っていたかな?使った記憶すらないけど、内容を確認したほうがイイのかな?』

と何気なく確認urlをクリックしてしまう…。

これが、フィッシング詐欺メールの手口なのです。

迷惑メールへの効果的な対処方法

フィッシング詐欺を目的とした迷惑メールに対して、適切な対処法を知っておくことは非常に重要です。

以下にその方法を詳しく説明します。

1. 不正アクセスの防止策

セゾンカードの名前で不自然なメールが届いたら、まずはセゾンカード公式サイトを確認しましょう。

⇒セゾンカードをかたるフィッシング詐欺にご注意ください!

このように、公式サイトで常に確認するクセをつけておくと、不審なサイトへの誤アクセスを防ぐことができますし、個人情報の漏洩リスクを大幅に低減させることができます。

2. フィッシングメールへの誤入力対策

もしフィッシングメールに誤って情報を入力してしまった場合、セゾンカードの利用停止やカードの再発行を速やかに行うことが可能です。

この手続きは、セゾンカード紛失・盗難専用第ある(24時間受付)で行うことができます。

  • 東京 03-6688-8000 または大阪 06-7709-8086
    フリーダイヤル(0120-107-242)、ナビダイヤル(0570-064-107)もご利用いただけます

3. メールのドメイン設定による対策

迷惑メールを減らす方法として、ドメインベースでのメール受信設定が有効です。

特定の信頼できるドメインからのみメールを受け取る、または特定のドメインからのメールを拒否する設定を行うことができます。

「@docomo.ne.jp」や「@abc.com」など、信頼できるドメインを指定して、それ以外からのメールは受け取らないように設定することが推奨されます。

4. URL付きメールの受信拒否

多くのフィッシング詐欺メールには、偽サイトへのリンクが含まれています。

そのため、URLを含むメールの受信を拒否する設定を行うことで、これらの危険を回避することが可能です。

この設定により、不審なリンクを含むメールを受け取ることなく、安全を保つことができます。

これらの対策を講じることで、フィッシング詐欺による被害を未然に防ぐことが可能となります。

各携帯会社の迷惑メールフィルター設定

各主要携帯会社では、迷惑メール対策として様々なフィルター設定を提供しています。以下に、各社の対策内容を紹介します。

1.docomo

NTTドコモでは、迷惑メール対策の設定方法や、迷惑メール撲滅に向けた取り組みを紹介しています。詳細はドコモの公式サイトで確認できます。

2.au

auでは、迷惑メールフィルターの種類や、個々のユーザーができる迷惑メール対策について詳しく説明しています。詳細はauの公式サイトでご覧ください。

3.SoftBank

SoftBankでは、迷惑メールの定義や、なぜ迷惑メールが届くのかについての情報を提供しています。詳細はSoftBankの公式サイトを参照してください。

4.楽天モバイル

楽天モバイルでは、迷惑メールの受信リスト/拒否リストの設定・変更・削除(楽メール)についての情報を提供しています。詳細は楽天モバイルの公式サイトを参照してください。

まとめ

この記事では、セゾンカードを装ったフィッシング詐欺目的の迷惑メールである【重要なお知らせ】セゾンカード ご利用確認のお願い』という件名のメールが、order-update@saisoncard.co.jpから送られてきたときの怪しいポイントを具体的に解説しました。

重要なポイントは以下の通りです。

  1. 宛名が不自然 – 一般的な敬称の使用がないなど
  2. 差出人アドレスが不審 – 公式のドメインと異なる場合
  3. リンク先URLが怪しい – 公式サイトとは異なるURLが記載されている
  4. そもそも私はセゾンカードを作っていない

このような怪しいメールが届いた場合は、リンクには絶対にクリックせず、まずはメールの設定で「受け取らない設定」を利用することが有効です。

この記事があなたの迷惑メールに対する対処の一助となれば幸いです。

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