『楽天カードご利用情報のご案内』のメールがamz@bnc8.topから届いたら【詐欺!】

『楽天カードご利用情報のご案内』のメールがamz@bnc8.topから届いた方は注意が必要です!

この件名のメールは、ほぼほぼフィッシング詐欺です。

楽天カードは人気のクレジットカードですが、その名を騙った詐欺メールが流通しています。

この記事では、そうした疑わしいメールの見分け方を詳しく解説しています。

いくつかのチェックポイントを押さえて、不審なメールに対処しましょう。

楽天カードから私宛に送られてきた疑わしいメール内容

こちらは、私が実際に受け取ったメールの内容です。

もし皆さんが受け取ったメールがこの文章や表現と似ている場合は、それはフィッシング詐欺のメールである可能性が高いです。

【受信日】2024/07/03 (水) 10:16
【送り主】rakuten <amz@bnc8.top>
【件 名】楽天カードご利用情報のご案内

【本文】

楽天カード株式会社
楽天カードご利用情報のご案内
いつも楽天カードをご利用いただきありがとうございます。
お客様のカードご利用情報が弊社に新たに登録されましたのでご案内いたします。
カードご利用情報
詳細情報につきましては、「ご利用明細を確認する」ボタンよりご確認ください。
ショッピングご利用分
ご利用日 ご利用先 ご利用金額
2024/7/1 キューテン 61,967 円
支払方法:1回 | 支払月:2024/07 | 利用者:本人
合計 61,967 円
本メール掲載ご利用分の獲得予定ポイント数
236ポイント
ご利用明細を確認する
楽天e-NAVIにログインできない場合
楽天e-NAVIにログインできない場合は、以下のリンクからアカウントの再設定を行ってください:
アカウント再設定
お支払い金額を調整したい方へ
お支払い金額の調整については、以下のリンクからお手続きいただけます:
お支払い金額を調整する
ご不明な点やご質問がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
今後とも楽天カードをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
敬具
楽天カード株式会社
カスタマーサポート

このメールがほぼほぼをフィッシング詐欺っぽい3つの理由

それは、次の3つの点です。

  1. 宛名がない
  2. 差出人名やアドレスが怪しい
  3. メールの内のリンクが不審

これらの怪しいポイントを一つずつ詳しく見ていきましょう。

① 宛名がない

ほとんどのフィッシングメールでは、宛名が具体的に記載されていません。

転載のメールも個人名の宛名はありませんね。

このように、宛名がない、単にメールアドレスが宛名として使われていることが多いのがフィッシング詐欺メールです。

本当にサービスを利用している企業からのメールなら、宛名ははっきりとした個人名が使われるはずです。

真正な企業メールは、送る相手が明確で、「誰あてにどんなメッセージを送っているのか」がはっきりしています。

不審なメールが届いたら、まず宛名の有無を確認してください。

② 差出人名やアドレスが不審

フィッシング詐欺のメールでは、差出人名やメールアドレスが不自然なことが多く、これが警戒すべき第二のサインです。

例えば、今回の楽天カード名を騙ったフィッシング詐欺メールでは、差出人名は「rakuten」と正しく表示されていますが、メールアドレスは「<amz@bnc8.top>」といったあやしい表記がされています。

ですが、このドメインは、明らかに楽天カードとは無関係のアドレスです。

楽天カードの公式な通信では、メールアドレスのドメインは「@mail.rakuten-card.co.jp」表記がされており、公式サイトでもこの情報が確認できます。

また、一部メールは、「@ad02clickmailer.jp」「@bounce.rakuten-card.co.jp」の配信です。

楽天カード_不審なメールにご注意ください⇒https://www.rakuten-card.co.jp/security/security-info/phishingmail/

フィッシングメールはしばしば、不明瞭な企業名や意味不明な文字列をドメインに用いるため、メールが届いた際は特にドメインを注意深く確認する必要があります。

正規のサービス提供者からのメールであれば、表示される差出人名とドメインの整合性が取れているはずだからです。

③ リンク先URLの不審

フィッシング詐欺のメールにはしばしば怪しいリンクが含まれています。

転載メールを見てください。

このメールには「ご利用明細を確認する」とあるだけで、リンク先URLにカーソルを持っていくとポップアップでアドレス表示されますが、楽天に関する表記はなく、いかにも怪しい文字列が並んでいます。

このように、フィッシング目的のメールは、偽のサイトに誘導して個人情報を窃取しようとします。

見た目は正規のURLに似せていることが多く、不注意にもクリックしてしまいがちです。

もしものときに備えて、届いたメールに記載されているURLは、急いでクリックするのではなく、じっくりと確認することが重要です。

このように、ありもしないカード利用情報を送りつけてきて

『はて、楽天カードでこんなお買い物したかな?記憶ないけど、内容を確認したほうがイイのかな?』

と何気なく確認urlをクリックしてしまう…。

これが、フィッシング詐欺メールの手口なのです。

迷惑メールへの効果的な対処方法

フィッシング詐欺を目的とした迷惑メールに対して、適切な対処法を知っておくことは非常に重要です。

以下にその方法を詳しく説明します。

1. 不正アクセスの防止策

楽天カードの不審なメール際しては、たくさんの実例が公式サイトで公開されています。

楽天カードを装った不審メールへの対策https://www.rakuten-card.co.jp/security/anti-spam-mail/

怪しいメールが届いたら、まずはこのページで内容を確認・比較しましょう

そうすれば、不審なサイトへの誤アクセスを防ぐことができ、これにより、個人情報の漏洩リスクを大幅に低減させることができます。

2. フィッシングメールへの誤入力対策

もしフィッシングメールに誤って情報を入力してしまった場合、楽天カードの利用停止やカードの再発行を速やかに行うことが可能です。

この手続きは楽天カードのwebサイトで行うことができます。

  1. 楽天IDとパスワードを入力してしまった ⇒ ユーザIDの確認・パスワードの再設定
  2. クレジットカード番号を入力してしまった ⇒ 楽天カードお問い合わせ窓口
  3. 暗証番号を入力してしまった⇒ 楽天カードお問い合わせ窓口
  4. メールアドレスを入力してしまった楽天カード e-NAVIへ

3. メールのドメイン設定による対策

迷惑メールを減らす方法として、ドメインベースでのメール受信設定が有効です。

特定の信頼できるドメインからのみメールを受け取る、または特定のドメインからのメールを拒否する設定を行うことができます。

「@docomo.ne.jp」や「@abc.com」など、信頼できるドメインを指定して、それ以外からのメールは受け取らないように設定することが推奨されます。

4. URL付きメールの受信拒否

多くのフィッシング詐欺メールには、偽サイトへのリンクが含まれています。

そのため、URLを含むメールの受信を拒否する設定を行うことで、これらの危険を回避することが可能です。

この設定により、不審なリンクを含むメールを受け取ることなく、安全を保つことができます。

これらの対策を講じることで、フィッシング詐欺による被害を未然に防ぐことが可能となります。

各携帯会社の迷惑メールフィルター設定

各主要携帯会社では、迷惑メール対策として様々なフィルター設定を提供しています。以下に、各社の対策内容を紹介します。

1.docomo

NTTドコモでは、迷惑メール対策の設定方法や、迷惑メール撲滅に向けた取り組みを紹介しています。詳細はドコモの公式サイトで確認できます。

2.au

auでは、迷惑メールフィルターの種類や、個々のユーザーができる迷惑メール対策について詳しく説明しています。詳細はauの公式サイトでご覧ください。

3.SoftBank

SoftBankでは、迷惑メールの定義や、なぜ迷惑メールが届くのかについての情報を提供しています。詳細はSoftBankの公式サイトを参照してください。

4.楽天モバイル

楽天モバイルでは、迷惑メールの受信リスト/拒否リストの設定・変更・削除(楽メール)についての情報を提供しています。詳細は楽天モバイルの公式サイトを参照してください。

まとめ

この記事では、『楽天カードご利用情報のご案内』のメールがamz@bnc8.topから届いた方へ、楽天カードを装ったフィッシング詐欺目的の迷惑メールの怪しいポイントを具体的に解説しました。

重要なポイントは以下の通りです。

  1. 宛名が不自然 – 一般的な敬称の使用がないなど
  2. 差出人アドレスが不審 – 公式のドメインと異なる場合
  3. リンク先URLが怪しい – 公式サイトとは異なるURLが記載されている

このような怪しいメールが届いた場合は、リンクには絶対にクリックせず、まずはメールの設定で「受け取らない設定」を利用することが有効です。

この記事があなたの迷惑メールに対する対処の一助となれば幸いです。

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