VIEWCARD『ご利用明細更新のお知らせ』のメールがviewsnet.jp1@cbilcxz.cnから届いたら【詐欺!】

VIEWCARD名で『ご利用明細更新のお知らせ』という件名のメールがviewsnet.jp1@cbilcxz.cnから届いた方は注意が必要です!

この件名のメールは、ほぼほぼフィッシング詐欺です。

なので、本文中のリンクを安易にクリックしてはダメです!

JRのビューカードは人気のクレジットカードですが、その名を騙った詐欺メールが流通しています。

この記事では、そうした疑わしいメールの見分け方を詳しく解説しています。

いくつかのチェックポイントを押さえて、不審なメールに対処しましょう。

VIEWCARDから私宛に送られてきた疑わしいメール内容

こちらは、私が実際に受け取ったメールの内容です。

もし皆さんが受け取ったメールがこの文章や表現と似ている場合は、それはフィッシング詐欺のメールである可能性が高いです。

【受信日】2024/06/19 (水) 17:33
【送り主】VIEWCARD <viewsnet.jp1@cbilcxz.cn>
【件 名】ご利用明細更新のお知らせ

【本文】

平素は「VIEW’s NET」をご利用頂きまして、ありがとうございます。

来月お支払い分のご利用明細情報を更新いたしましたのでビューカードホームページよりご確認ください。
※メールの受信環境によっては、URLがテキスト化され遷移しない場合がございます。
その際は、URLをブラウザに直接ご入力ください
※お手もとにViewカードをご用意ください。

▽PC:VIEW’s NETのIDでログインの方はこちら
https://viewsnet.jp/default.aspx

▽スマートフォン:VIEW’s NETのIDでログインの方はこちら
https://viewsnet.jp/sp/S0100/S0100_001.aspx?LoginType=ServiceID

▽PC:My JR-EASTでログインの方はこちら
https://viewsnet.jp/V0100/V0100_024.aspx

▽スマートフォン:My JR-EASTでログインの方はこちら
https://viewsnet.jp/sp/S0100/S0100_001.aspx?LoginType=MyJREID

▽毎月のお支払額がすぐわかる!「ビューカードアプリ」のインストールはこちら
iPhoneをご利用の方 ※App Storeにリンクします。
https://itunes.apple.com/jp/app/id1564033547?mt=8

Androidをご利用の方 ※Google Playにリンクします。
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.viewcard.viewcardapp.android
※ビューカードをお持ちでVIEW’s NETのご利用登録がある本人会員さまがご利用いただけます。
※ビュー法人カード、家族カード、Ⅱマークのあるカードは対象外となります。
※My JR-EAST IDではログインできません。

【住所変更手続きのお願い】
 お引越し等で住所が変わられた際には、当社宛にお早めに住所変更の届出をお願いします。
 お届けいただけない場合、当社からの重要なお知らせが届かない場合もありますのでご注意ください。
 なお、届出については、「VIEW’s NET」からのお手続き、または「ビューカードセンター」への
 お電話にて受付しております。

【メールアドレス変更手続きのお願い】
 携帯機種変更等でメールアドレスが変わられた際には、「VIEW’s NET」のご登録メールアドレス変更手続きをお願いいたします。
 ご変更いただけない場合、当社からの重要なお知らせが届かない場合もありますのでご注意ください。
 また、長期間宛先不明でメール配信が行えない場合、当社にて本メールの配信設定を解除させていただく場合がございますので、
 あらかじめご了承ください。

※このメールはシステムより自動送信されています。
 返信いただくことはできませんので、ご了承ください。
 不明な点等ございましたら、下記へお問合せください。

────────────────
  ビューカードセンター
  TEL (03)6685-7000
  営業時間 9:00~17:30
────────────────

このメールがほぼほぼをフィッシング詐欺っぽい4つの理由

それは、次の4つの点です。

  1. 宛名がない
  2. 差出人名やアドレスが怪しい
  3. メール内のリンクが不審
  4. そもそも私は『ビューカード』を契約していない

これらの怪しいポイントを一つずつ詳しく見ていきましょう。

① 宛名がない

ほとんどのフィッシングメールでは、宛名が具体的に記載されていません。

転載のメールも宛名がなく、いきなり本文から始まっています。

このように、「お客様」や単にメールアドレスが宛名、あるいは宛名自体がないのがフィッシング詐欺メールです。

本当にサービスを利用している企業からのメールなら、宛名ははっきりとしたものが使われるはずです。

真正な企業メールは、送る相手が明確で、「誰あてにどんなメッセージを送っているのか」がはっきりしています。

不審なメールが届いたら、まず宛名の有無を確認してください。

加えて、メールの日本語が不自然な点もサインの一つです。

たとえば、転載メール内の

『その際は、URLをブラウザに直接ご入力ください』

上記太字部分だけ、句読点がついていないのは明らかに変です。

以上のように、宛名や文面に不自然な点が見られる場合は、メールが不審である可能性が高いので注意が必要です。

② 差出人名やアドレスが不審

フィッシング詐欺のメールでは、差出人名やメールアドレスが不自然なことが多く、これが警戒すべき第二のサインです。

例えば、今回ビューカードの名を騙ったフィッシング詐欺メールでは、差出人名は「VIEWCARD」と正しく表示されているものの、メールアドレスが「 viewsnet.jp1@cbilcxz.cn」となっています。

このドメイン(@以降の部分)は一見正式そうに見えますが、ビューカードとは無関係のアドレスです。

なおかつ、こちらの記事で紹介したフィッシング詐欺メールの送信アドレスと@以降が一緒です。

フィッシングメールはしばしば、不明瞭な企業名や意味不明な文字列をドメインに用いるため、メールが届いた際は特にドメインを注意深く確認する必要があります。

正規のサービス提供者からのメールであれば、表示される差出人名とドメインの整合性が取れているはずだからです。

③ リンク先URLの不審

フィッシング詐欺のメールにはしばしば怪しいリンクが含まれています。

転載メールのリンク先にカーソルを持っていくと、リンク先アドレスが表示されます。

そして、このメールに含まれるリンク先URLは、ビューカードの公式表記が一切含まれておらず、疑わしいものです。

このように、フィッシング目的のメールは、偽のサイトに誘導して個人情報を窃取しようとします。

見た目は正規のURLに似せていることが多く、不注意にもクリックしてしまいがちです。

もしものときに備えて、届いたメールに記載されているURLは、急いでクリックするのではなく、じっくりと確認することが重要です。

ビューカードの公式サイトには、「当社では、個人情報をメールで伺うことは絶対にございません!このようなメールには個人情報やクレジットカード情報は絶対入力しないようご注意願います。」というフィッシング詐欺に対する警告が明記されています。

④ そもそも私は『ビューカード』を契約していない

そもそも私は『ビューカード』を契約していません。

なのに、上の転載メールを送りつけ、

『はて、こんなカード持っていたかな?全然使っていないけど、内容を確認したほうがイイのかな?』

と何気なく確認urlをクリックしてしまう…。

これが、フィッシング詐欺メールの手口なのです。

迷惑メールへの効果的な対処方法

フィッシング詐欺を目的とした迷惑メールに対して、適切な対処法を知っておくことは非常に重要です。

以下にその方法を詳しく説明します。

1. 不正アクセスの防止策

ビューカードの利用に際しては、メールが来たら公式サイトで利用状況を確認する習慣をつけましょう。

そうすれば、不審なサイトへの誤アクセスを防ぐことができ、個人情報の漏洩リスクを大幅に低減させることができます。

2. フィッシングメールへの誤入力対策

もしフィッシングメールに誤って情報を入力してしまった場合、ビューカードの利用停止やカードの再発行を速やかに行うことが可能です。

この手続きはビューカードセンターで行うことができます。

  • <ビューカードセンター>
  • 電話番号:03-6685-7000
  • オペレーターによるご案内:9時~17時30分(年中無休)
    ※音声ガイダンスでは「2番(各種手続き)」の後、「5番(その他)」をプッシュしてください
    ※カード番号をお手元にご用意ください

3. メールのドメイン設定による対策

迷惑メールを減らす方法として、ドメインベースでのメール受信設定が有効です。

特定の信頼できるドメインからのみメールを受け取る、または特定のドメインからのメールを拒否する設定を行うことができます。

「@docomo.ne.jp」や「@abc.com」など、信頼できるドメインを指定して、それ以外からのメールは受け取らないように設定することが推奨されます。

4. URL付きメールの受信拒否

多くのフィッシング詐欺メールには、偽サイトへのリンクが含まれています。

そのため、URLを含むメールの受信を拒否する設定を行うことで、これらの危険を回避することが可能です。

この設定により、不審なリンクを含むメールを受け取ることなく、安全を保つことができます。

これらの対策を講じることで、フィッシング詐欺による被害を未然に防ぐことが可能となります。

各携帯会社の迷惑メールフィルター設定

各主要携帯会社では、迷惑メール対策として様々なフィルター設定を提供しています。以下に、各社の対策内容を紹介します。

1.docomo

NTTドコモでは、迷惑メール対策の設定方法や、迷惑メール撲滅に向けた取り組みを紹介しています。詳細はドコモの公式サイトで確認できます。

2.au

auでは、迷惑メールフィルターの種類や、個々のユーザーができる迷惑メール対策について詳しく説明しています。詳細はauの公式サイトでご覧ください。

3.SoftBank

SoftBankでは、迷惑メールの定義や、なぜ迷惑メールが届くのかについての情報を提供しています。詳細はSoftBankの公式サイトを参照してください。

4.楽天モバイル

楽天モバイルでは、迷惑メールの受信リスト/拒否リストの設定・変更・削除(楽メール)についての情報を提供しています。詳細は楽天モバイルの公式サイトを参照してください。

まとめ

この記事では、VIEWCARD名で『ご利用明細更新のお知らせ』という件名のメールがviewsnet.jp1@cbilcxz.cnから届いた方へ、フィッシング詐欺目的の迷惑メールの怪しいポイントを具体的に解説しました。

重要なポイントは以下の通りです。

  1. 宛名が不自然 – 一般的な敬称の使用がないなど
  2. 差出人アドレスが不審 – 公式のドメインと異なる場合
  3. リンク先URLが怪しい – 公式サイトとは異なるURLが記載されている
  4. そもそも私はビューカードを契約していない

このような怪しいメールが届いた場合は、リンクには絶対にクリックせず、まずはメールの設定で「受け取らない設定」を利用することが有効です。

この記事があなたの迷惑メールに対する対処の一助となれば幸いです。

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