加藤コーキです。
早期退職をしようと思っても、なかなか決心できない理由に『恐怖』があります。
早期退職をしてしまったら今の会社と同じくらいの条件では再就職できないんじゃ?という不安ですよね。
- 早期退職したいけど迷っている人
- 早期退職したら再就職が大変だと思っている人
- 安易に早期退職をしたら残りの人生で失敗するんじゃないかと思っている人
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早期退職と再就職できない恐怖との葛藤
少なくとも早期退職を検討中ということは、アナタは40歳を過ぎた頃なのでしょう。
今の会社に勤めて20年...
という自分の人生の半分以上を会社人生とし過ごしてきたわけですから、そうそう簡単に退職する気にはなれませんよね。
結婚とかマイホームとか、人生のさまざまなイベントを会社生活とともに迎えてきて、今があるのですから。
そうして積み上げてきた会社生活がいわゆる会社内での地位と年収ですから、そうそう簡単に手放したくはナイでしょう。
私自身もそうでしたから気持ちは一緒です、大変よくわかります。
特に年収の確保については一番不安になりますよね。
早期退職に応募して退職金を多少割増で貰えたって、
- 再就職先が確保できる保証なんて一切ない
- 再就職できても今の会社と同じくらいの給料やボーナスは貰えないだろう
- そのまま働いていたほうが結果的には損しないんじゃないか?
と考えるのが普通だと思いますし、実際にその不安は当たっていると私も思います。
会社が早期退職を実施する理由と自分を照らし合わせる
そもそも45歳以上になって再就職を目指すということは、基本的にリスク以外の何者でもありませんよね。
一般的には
- ヘッドハンティング以外の再就職は成功とは言えない
というのが現実的だと思います。
だって45歳オーバーですからね、企業側からしてみればそんな高給取りよりも将来有望なもう少し若い20代後半から30代前半の人間を採用したいというのが本音でしょう。
だから、早期退職募集が行われるんです。
企業側が将来の業績や再起を勘案し、45歳オーバーを会社に残すよりも若手を残しておきたいという戦略的選択から、早期退職というリストラクチャリングが行われるワケですから。
もしかしたらアナタはとても優秀で、企業側から見たらその早期退職の募集枠には入っていない人なのかもしれません。
でもですね、
- 早期退職を募集した時点で、会社側は既に45歳以上の世代を不要だと思っている
と感じて欲しい、危機察知しておいて欲しいんです。
さてここでアナタに質問させていただきます。
- Q:早期退職に応募せずに会社に残って仕事をして、リストラや解雇されない自信がありますか?
『オレだけは大丈夫!』と、自信があるのなら大丈夫です、そのまま会社に残っても定年退職まで勤めあげることができるでしょう。
でもこんな不安も頭を横切りませんか?
- 今まで以上に業績ノルマは厳しくなって、若手と競争どころかかつての部下に使われることもあるだろう
- 給料が今までどおり昇給したり、ボーナスが順当に増え続けるだろうか?
- 厳しい仕事環境の中で、ストレスで身体や心の病気など今までどおり健康でいつづけられるだろうか?
そしてこれらもまた、早期退職をせずに会社に残ったときの現実なのです。
早期退職後の再就職はできない恐怖は勝手な思い込み
一方で早期退職したからといって、全てがバラ色の人生になるかといえばそうではありません。
基本的にヘッドハンティング以外は年収は下がると考えるのが妥当でしょう、絶対に。
良くて現状も年収、悪ければ3割減。
全国大手企業に勤めている場合は、地元の中小企業に再就職だっと4割以上下がるかもしれません。
それは覚悟しておきましょう。
そうなると給料が4割も減るんだったら、絶対に早期退職は無理...って即思うかもしれませんが、実はそうでもないんですよね。
というのも、早期退職の場合は一般的に、早期退職割増金がとても多い。
つまり、手元にかなりまとまった現金が一気に入ってくるというメリットもあるのです。
これはどういうことかというと
- 早期退職割増金を65歳まで資産運用することができる
例えば2000万円の早期退職金を資産運用して5%利益を出せば、それだけで年100万円になります。
そして5%の資産運用というのは、証券会社などにしてみれば最低中の最低ラインの運用目安と言われているのです。
これを毎年、本来の定年退職年齢まで続けることができれば、随分ちがうと思いませんか?
給料が3割下がっても、その分を補えるほどのパワーを持っている、それがお金。
まとまった現金というのは、考え方次第で凄いパワーを持っているのです。
恐れの感情はいわゆるドリームキラー
そう考えてもらえれば、早期退職割増金ほど人生の再出発をするのに心強いモノはありません。
まとまったお金って、やっぱりものすごい安心感とパワーを持っています。
ある意味早期退職後に貯金の心配をしなくても良いくらいになるのです。
しかも明日からでも運用が可能です。
早期退職 = 失業と思っている人が多いかもしれませんが、
- 手元にまとまった現金が入ってくる
- 45歳から人生のやり直しができる
- 45歳から資産運用もできる
そう考えると、決して恐れることばかりでなナイのです。
むしろ「早期退職後に再就職できない」という恐怖を克服してこそ、第二の人生セカンドライフが明確に見えてくる。
私はそのような気がしてなりません。