特別早期退職優遇制度と早期退職優遇制度の相違点とは?|セカドリ

加藤コーキです。

ここでは「特別早期退職優遇制度」と「早期退職優遇制度」の違いについて書いています。

早期退職優遇制度の実情とは?

特別早期退職優遇制度と早期退職優遇制度は、どちらも定年を前に退職すると言う点では共通しています。

ですが早期退職優遇制度に限ってみてみると、実際にはふたつのタイプに分類することができます。

一つ目は

  • その会社が常時慣例的に行っているもので、定年前に退職年齢を自分で選択することができたり、ある一定の年齢層に該当する従業員を対象にして早期退職を呼びかける

ライフワークバランスの考えが浸透してきている日本においても、早期に退職をして、そこから第2の人生を謳歌したいと考えている人は少なくありません。

また会社からの独立を考える人も多くなってきているため、そうした目的を叶えやすくするためにこのような制度が設けられています。

そしてこれには、会社にとっては従業員の年齢層のバランスを整えると言う目的も含まれています。

二つ目は、

  • 会社の業績悪化に伴い人員を整理するために行われるタイプのもの

このままの従業員数を抱えていては会社の存続自体が危うくなってしまう、だからそのために従業員の数を削減せざるを得ないので退職者を募ると言う具合です。

以上の二つが「早期退職優遇制度の実情」ですが、特別早期退職優遇制度は、特定の企業で早期退職優遇制度が行われた際に使用された言葉として広がりを見せています。

特別早期退職優遇制度と早期退職優遇制度の相違点

「特別早期退職優遇制度」と「早期退職優遇制度」の相違点と言ってもそれほど大きなものはなく、定年前に退職する人を募ると言う意味では同じです。

ただ「特別早期退職優遇制度」の言葉が使用されている場合には、

退職金が通常よりも上乗せされ支払われることが多い

のが、ひとつの特徴としては挙げられます。

「特別早期退職優遇制度」の言葉を使用した「とある特定の企業」においては、

満50歳以上、勤続10年以上の従業員を対象

として行われ、通常の退職金に加え特別優遇加算金の支給が行われました。

またその目的は社員の働き方の変革、ライフプランを支援するためとされていますから、「業績悪化による人員整理というわけではない」と表向きは理解することができます。

ちなみに私が47歳で早期退職したパターンも、上記の趣旨には近いのですが、

満40歳以上、勤続5年以上

という「特別早期退職優遇制度」の対象者をより広げる形で募集がなされました。

「自己都合退職」よりは、「会社都合退職」が絶対に良い!

いずれにしても「特別早期退職優遇制度」と「早期退職優遇制度」の制度を利用して退職することに変わりはないのですが、ただその相違点が重要になることもあります。

それが「雇用保険の適用を受け失業給付金を受給する時」です。

失業給付金の受給、その支給開始までの期間や支給期間は退職理由によって大きく異なってきます。

ちなみに自己都合退職よりは、会社都合退職の方が、長きにわたり失業給付金が支給されます。

たとえば特別早期退職優遇制度の場合、この特定企業のようにある程度、個人の意思も関係して、その個人も納得して退職すると言う場合には、「自己都合退職」に該当するのが一般的でしょう。

特別早期退職優遇制度の場合は退職金も上乗せされるので、やはり失業給付金を迅速に受け取る必要、また長きにわたり受け取る必要性は低いと判断されるので、自己都合扱いされるのが一般的と考えることができます。

これは早期退職優遇制度の前者のタイプにも該当することです。

対して早期退職優遇制度の中の後者のタイプ、会社の業績悪化による退社の場合には、個人の意思はどうすることもできない部分が多々、含まれています。

ですからこの場合は、「会社都合による退職」と認められることが多いのが一般的です。

私の場合は内容的には「特別早期退職優遇制度」に近かったものの、グループ企業全体の人員調整という側面も否めず、ましてや

グループ企業間で一番最初に実施された早期退職募集

だったため、「会社都合による退職」と認められました。

ですから私はとてもラッキーだったのかもしれません。

この記事のまとめ

  • 一般的な認知度では「特別早期退職優遇制度」と「早期退職優遇制度」に大きな違いはない
  • 「特別早期退職優遇制度」には2つの要素がある
  • 「自己都合退職」よりは、「会社都合退職」が絶対に良い!

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