加藤コーキです。
早期退職をしてしまって本当に後悔しないのか...
47歳で早期退職に応募した私ですが、現実的に私も「早期退職をして後悔しないのか?」という思いが最後まで心をかき乱したのは事実です。
- 早期退職をしたいと思っている人
- 早期退職することに心の迷いがある人
- 早期退職してから後悔しないのかを知りたい人
早期退職をするかしないかの判断
本来の定年は今だと60歳+2歳もしくは5歳ですかね。
定年を順当に迎えるより先に会社を退職する早期退職は、極めて大きな人生の岐路になってきます。
現代社会では、会社に勤めるサラリーマンとして現役を終える生活をしている人が大半です。
そうであるにも関わらず、早期退職をするとなると、将来的に得られるハズだった収入を諦め生活スタイルも一変します。
ですから、早期退職をして後悔をするかどうかという判断は、本当に『人による』としか言えません。
ちなみに、私は全く後悔をしていません、本当に。
むしろあのタイミングで早期退職して、本当に大正解だったと思っています。
ですから、やっぱりあなた次第です。
早期退職で後悔するケース
早期退職をして後悔をするケースとして考えられるのは
- 収入の不安が常につきまとう
- 働く生きがいを感じられなくなった
といったケースでしょう。
収入の不安が常につきまとうというケースは、早期退職を決心する前に十分な額の貯蓄が出来なかった人や、住宅などの財産を得ることができなかった人にありがちなことです。
こうしたお金に関することは、極めてシビアな問題です。
早期退職をするかどうかという判断を下さなくてはならない場合には、まず手元の資金を確認し、今後もし収入が無くなったとしても生活していけるのかどうか等を考える必要があります。
次に、働く生きがいを感じられなくなったというケースですが、これは今までの仕事に対して猛烈に打ちこんでいた人ほどありがちなことです。
会社に勤めている間は毎日通勤して、仕事をして、残業をして、同僚と一杯やって帰る、という生活サイクルに嫌気が差すこともあります。
ですが、その生活サイクルに慣れていた人ほど、仕事が無くなった時の喪失感は大きくなります。
日中に何をするべきなのか分からずに時間だけが過ぎて行ってしまう。
そのことに強い不安を感じてしまって、毎日が息苦しく感じられてしまうといった人もいます。
ですから、仕事が無くなって生きがいを失うことが無いかを、事前に考えておくことも大切です。
早期退職で後悔をしないケース
これらに対して早期退職をしても後悔をしないケースとして考えられるのは
- 第二の人生を描けている人
- ここまでで触れてきたことが当てはまらなかった人
一般的に第二の人生というのは「退職後の老後の生活」と考えがちですが、早期退職をした人の場合はそうではありません。
早期退職をした人にとっての第二の人生とは
退職をしてから高齢者の仲間入りをするまでの長い期間
であり、ここを楽しんで生きられる人は早期に退職をしたとしても後悔をせず、むしろ満足して暮らせることになります。
例えば、趣味があるのならば趣味に打ち込むのも良いですし、心機一転としてこれまでとは全く違う業種に再就職をしてみることも可能です。
また家族がいるのであれば、主夫として家族のために時間を使うというのも素晴らしいことです。
資金に余裕があって挑戦する心を持っているのであれば、起業を目指して活動を開始しても良いでしょう。
こういった考え方ができる人で、手元のお金などの現実的な問題に折り合いが付くと言うことであれば、早期退職することを選択する価値は十分あります。
早期退職をすると、まとまったお金を若いうちに手にすることができるからです。
早期退職で損をするかしないかはあなた次第
早期退職をするということは、その人の人生にとっての大きな分かれ道。
辞めるのはカンタンですが、一度決めるともう二度とその会社には後戻りはできない。
それが早期退職です。
早期退職の話が自分の身に降りかかってきたときに「チャンス!」と捉えられるか。
それとも悩んでしまうのか。
それはあなた次第です。
くれぐれもじっくりと考えて、あなたにとって後悔の無い人生の選択をしてください。
- 早期退職をして後悔したと思ったことは意外なほどない
- 強いて言えば「将来の収入の不安」くらいだか、それも決心するときに折り込み済みなら大丈夫
- 後に後悔すると思うくらいなら、早期退職をしてはいけない