加藤コーキです。
早期退職をするとその日から当分は無職になります。
つまり一切の信用がなくなるのです。
再就職先が決まっているとか、引き抜きがある場合は別ですが、早期退職の心構えとして退職前にやっておいたほうが良いのは、実はクレジットカード作りなんです。
クレジットカードはサラリーマンならすぐ作れるけど
クレジットカードほどサラリーマン特権が使えるものはありません。
これは、会社を辞めてから私が実感した話ですから間違いありません。
サラリーマンは会社が守ってくれます。
それは社会保険の面もそうですが、
- 給料を毎月しっかり遅延なく支払いしてくれる
という与信的な守りでもあるのです。
クレジットカード会社から見たらこれほど確実な担保はありません。
だって、毎月決まった期日にお金が入金されるわけですから。
ところが、早期退職をしてしまうと、再就職をするまでクレジットカードはほぼ作ることができなくなります。
まず第一に無職ですから定期収入がありませんよね、そして仮に再就職したとしても1年以上勤めてからでないとカード会社の与信で引っかかることだってあるのです。
ですから、今後の生活でクレジットカードを1枚以上持っておきたいのなら、早期退職の心構えとしてサラリーマンのうちに作れるだけ作っておいたほうがイイと私は思います。
クレジットカードを簡単に作れる身分を最大限に利用しておこう
早期退職の心構えとして早期退職前にクレジットカードを作ってさえおけば、あとは使って支払い遅延でもしない限り、会社を辞めてもそのままカードを使い続けることができます。
少なくとも一度発行してもらえれば、次の更新時期までは絶対に大丈夫です。
ということで、私も早期退職する前に、将来必要となりそうなクレジットカードを先回りして作っておきました。
私の場合は
- ANAスーパーフライヤーズカード
- 楽天プレミアムカード
この2つです。
これを早期退職する前に契約し、更にあえて年会費を支払うゴールドカードにしました。
今どきクレジットカードなんて無料で作れるのに、早期退職して収入がなくなる身分でありながら年会費10,000円近くも払ってゴールドカードにした理由、それは
- ゴールドカードのほうが限度枠とかとにかく何かと優遇されている
からという理由です。
このほうが私にとっては有利になると思ったから、あえて会費を支払ってゴールドカードにしたんです。
会社を辞めたらスグには作れませんから。
ゴールドカード優遇度合いは無料カードの比ではない
ANAのスーパーフライヤーズカードもそうですが、楽天プレミアムカードもやはり無料のカードよりはるかに優遇されています。
例えば、私は7年ほど単身赴任をしてまして、毎月2回帰省できる権利を与えられていました。
地元は北海道札幌ですから、当然のごとく飛行機利用になります、毎月2回。
そうなるとまず、マイルが貯まります。
そして、そのマイルの貯まり具合次第で、ANAの場合はスーパーフライヤーズ会員になれるんですが、サラリーマン時代は特に必要性を感じずにいました。
ですが、早期退職するこの時に、あえて年会費のかかるゴールドカード会員になったんです。
そうすると。ANAスーパーフライヤーズゴールド会員って、
- 生涯スーパーフライヤーズカード会員でいられる特典
というのがついていて、翌年にサラリーマンを辞めて飛行機にあまり乗らなくなり、マイルがたまらなくっても、夫婦で旅行するときに優先搭乗できたり国内外のラウンジが使えたりできるんです。
海外旅行とかするときも、ANA系のスターアライアンスグループの運航便だと海外のラウンジだって普通に無料で使えます。
会社を早期退職してもこういう特典だけは持ち続けていたいじゃないですか、頑張ってサラリーマンしてきたんだし。
クレジットゴールドカードは仕事上の仕入れにも便利
あとは、やっぱりゴールドカードって「与信枠」がたくさんつきますよね。
最低でもゴールドカード会員なら、月100万円のクレジット利用枠がつきます。
この分を、自営業をするのだったら「仕事の仕入れ」にだって使えます。
私のようにアフィリエイトをするにしても、塾に入ったり、サンプル用に商品を取り寄せたり、PPC投資をしたりと借金できる枠があるのはとっても仕事上便利なんです。
なので、あなたも早期退職をしようと思っているのなら、会社に在籍中にクレジットカードを作れるだけ作っておくと何かと後から役立ちます。
クレジットカードならセルフバックというアフィリエイト手法で、10万円くらいお小遣い稼ぎをすることだってできます。
とにかく信用のあるサラリーマンのうちに、できうる限りのクレジットカードは作っておいたほうが良い。
クレジットカードなんて無料のやつは別に作るだけで使わなくったってイイんですから。
早期退職後の武器はたくさんあった方がイイということです。