加藤コーキです。
「50歳からの仕事」といわれても、既にお勤め中の方はピンと来ないかもしれません。
ですが、私のように47歳で会社を早期退職し、その後紆余曲折を経て51歳で独立起業した者にとって「50歳からの仕事」という言葉には、とても思い入れがあります。
「50歳からの仕事」は男性・女性に関係なく、転職をして今まで以上の給料で再雇用されるのは、私の経験から言うと「厳しすぎる」の一言。
そこで、この記事では「50歳からの仕事」について、私の実体験を交えながら解説していきます。
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「50歳からの仕事」は男性・女性関係なく捨てることから始まる
50歳ともなると、サラリーマンでも早ければ「役職定年」などの時期に差し掛かるでしょう。
また、私のように早期退職をした場合や、残念ながらリストラされた場合などは、ハローワークなどを通じて「再就職する」道を、誰もが一度は考えると思います。
50歳なんて人生で一番お金を稼げる時期ですからね。
ですが、サラリーマンを続ける場合でも、再就職の道を選ぶ場合でも、男性・女性関係なく仕事内容が変わってそれまでの人間関係もすべて変わってしまうことに違いはありません。
つまり「50歳からの仕事」は、今までとは全く違う人生環境になるワケです。
それなのに、今までと同じような態度や振る舞いをしていると、大失敗します。
ですから「50歳からの仕事」では、次の2点をまずあなた自身から捨て去ってください。
役職(=プライド)を捨てる
「50歳からの仕事」で求められるものは、男性・女性関係なくあくまで「あなたの経験」のみ。
今までの役職であったり、そこで培ったプライドなんて決して求められてはいません。
「前職では◯◯株式会社の◯◯部長でした!」
と自慢したところで、そんなことは誰にも尋ねられていませんし、求められてもいません。
それよりも
- 長い実務経験を積んできたからこその交渉術
- 今までの実体験から得た各種クレーム対処法
- 若い人には出せない重厚感と安心感
そういう「年齢からくる経験値」をかろうじて求められるだけなのです。
ですから「50歳からの仕事」では、新しい環境での甘い期待やプライドは全て捨てて、
「この仕事では新人なんだけど、実践対応力抜群の人」
を目指すしかありません。
「50歳からの仕事」で役職とプライドは「老害」そのものであり、百害あって一利なしです。
年収を捨てる
「50歳からの仕事」で年収をアップさせられる人は、サラリーマンだとほんの一握りの勝ち組だけでしょう。
特に再就職をする場合は、前職と同じ年収だったら勝ったも同然、大成功の部類です。
一般的に、50歳の再就職で年収4割減などは当たり前。
つまり50歳からの仕事で年収の高い人とは、
「どんな場所でも余人を持って代えがたい人」
だけです。
あなたがそうであればいいのですが、もし普通の人なのであれば50歳からの仕事では年収を諦めましょう。
だたし50歳からの仕事で年収を諦めるのは、再就職などでサラリーマンを続ける場合です。
独立・起業した場合の年収は、サラリーマンの年収とは全く違い、ハイリターンもありますので安心してください。
「50歳からの仕事」私が感じた再就職実情
私は47歳で会社を早期退職後、11ヶ月ほど失業保険だけで暮らしたことがあります。
ですから48歳の時に再就職をすべく行動してみましたが、
- 40歳を越えたサラリーマンの再就職選びはとにかく厳しい
の一言に尽きます。
50歳からの仕事はハローワークで探すべきではない
私も失業保険受給のために、ハローワークに月二回通って再就職先を検索しましたが、ただただ悲しくなるだけです。
私の場合は、私が希望するような仕事内容と、希望年収が合致している案件は皆無。
少なくとも年収は5割以上減となるのが当たり前の所ばかりでした。
再就職先を探す個人も、募集をかける企業側も、どちらも無料で利用できるサービスですから、こんなモノなのでしょう。
企業側にしてみれば
「こんな条件でイイ人が募集してくれればラッキー、しかも無料で」
といった感じだと思います。
私も企業では採用する側を経験していましたので、わかるんです。
そんな中から無理矢理再就職先の候補を見つけて、張り切って面談を受けたところで、返ってくるのは
「貴殿の今後のご活躍をお祈り申し上げます」
という締めの言葉の不採用メールのみ。
コレが続くと確実に心が折れますから、ハローワークで再就職に期待するのは男性・女性関係なくやめたほうが良いと私は思います。
50歳からの仕事探しでハローワークを役立てる方法
ですが、ハローワークで唯一役立つ仕組みもあります。
それは「職業能力開発施設への入校」です。
ハローワークで受けられる職業訓練は多種多様で、それこそパソコン操作をシッカリ学べるコースなどもあります。
ですから、ハローワークで職業訓練を無料(あるいはお金をもらいながら)で受講し、50歳からの仕事のための基礎スキルアップを図るのはとても良いことです。
50歳からの仕事を本格的に探したいのなら民間キャリア会社利用しかない
ハローワークでの再就職は全く期待できないのは先に述べた通りですが、民間の再就職斡旋会社だとそんなことはありません。
民間企業の場合は有料サービスだけあって、
- 再就職先の斡旋内容が充実している
- 希望業種の会社に売り込みしてくれる
- 面接シートや履歴書書き方指導が秀逸
という素晴らしい特徴があります。
私は早期退職した会社から「リクルートキャリアコンサルティング」の利用権利を無料獲得していましたので、後学のために利用してみましたが、コレはかなり良かったです。
スタッフ全員が、プロ意識を持って再就職先を真剣に支援しています。
ですから、50歳からの仕事探しを真剣に行いたいのであれば、多少の出費にはなりますが民間の再就職斡旋サービスを利用するほうが、結果も早く希望に合致した再就職先が決まると思いますよ。
「50歳からの仕事」探しで唯一成功できるとしたら
- 前職のライバル企業に今までの経験ノウハウを認めて採用してもらう
- 専門知識を活かせる商社などに採用してもらう
この2つしかナイと私は思います。
知人や今までの人脈をフル活用して、ようやく見つけられるくらいの確率かもしれません。
こんなときには「今までの会社での人脈」というのは役立つかもしれませんから、再就職先を見つける場合は積極的に利用させてもらいましょう。
ですが、いずれも確率的には低いですよね。
しかも再就職で成功する保障だってありません。
だったら、もう50歳。
今までの経験と知識をフルに活用して個人起業、いわゆる「プチ起業」をしてみてはどうでしょうか?
50歳からの仕事は男性・女性関係なくプチ起業で!
人気テレビ番組「人生の楽園」のような生活スタイルですね。
あなたの好きなこと、得意なこと、趣味を仕事にし、なおかつ個人事業主として起業しましょう。
そこでオススメしたいのが、私のような「インターネット起業」です。
私は早期退職後、結果的に再就職をせずに、自宅にあったノートパソコン1台を使ってインターネットでお金を稼げるようになりました。
もちろん未経験、まったくのシロウトからです。
そんな未経験者であってもネットでお金を稼げるようになり、51歳のときに法人化しました。
一切の借金をせずに、起業できています。
元手もほとんどかかっておりません。
とはいえ最初は、右も左もわからずにネットビジネスに挑戦しましたから、時間はかかりました。
インターネットでお金を稼ぐノウハウ習得のための塾に入ったり、情報商材を購入したりでお金も使いました。
ですが、すべて個人事業主として行っていましたので、すべて経費処理できるんです。
つまりインターネットでお金を稼ぐことができるようになれば、男性・女性関係なくもうそれだけで立派な「個人事業主 = プチ起業」。
インターネット起業は、
- お金いらず
- 体力いらず
- 資格いらず
50歳からの仕事として理想的な条件がすべて揃っています。
ですから、あなたにも是非50歳からの仕事の選択肢の一つに、私の実践してきた
- インターネットでお金を稼いでプチ起業
を加えてほしいと思います。