ここでは、私がサラリーマン時代に転勤辞令で経験した7回に及ぶ単身引越しで身につけた「引越しを単身パックよりも安くする激安単身引越し術」についてまとめました。
ちなみに私の引越し料金を安くする方法は、単身引越しだけでなく家族引越しや高齢者引越しなど、あらゆる引越し料金を相場価格よりもかなり安くすることができます。
早期退職後の第2の人生セカンドライフの引越し等にも絶対に役立つ方法です。
- 単身引越しは単身パックが一番安いのか確かめたいと思っている方
- 正攻法で引越し料金を安くしたいと思っている方
- 単身引越しを単身パック以上に激安にする方法を知りたい方
私が引越し単身パックよりも安くする方法を模索した理由
それは私が札幌から東京への転勤辞令を受けた頃、今から13年ほど前の2005年までさかのぼります。
当時の私は東京に住んだことがなく、土地勘もまったくない状態でしたから、すべて「勤務先にお任せ」で単身引越しをお願いしました。
もちろん引越し費用は勤務先持ちでしたが、引越し業者から出てきた見積りは...
札幌⇒東京浅草橋までの単身引越し料金一式 税込み14万円。
運んでもらう荷物は
- ダンボール10箱程度の小物類
- スーツや私服の入れたダンボール衣装ケース3箱
- 組み立て式のシングルベット
- 細形の机とチェア
くらいで、テレビや冷蔵庫、電子レンジなどの家電商品は、すべて札幌のヤマダ電気で購入し東京(浅草橋)へ無料配送してもらいましたから、本当に「少ない荷物」の単身引越しだったんです。
それなのに14万円って...
たぶん高いでしょ、と。
きっと高すぎるでしょ、と。
それからも本州内を転勤辞令で単身引越しすること6回あまり。
仙台⇒東京⇒仙台⇒水戸⇒東京⇒仙台と単身引越しを経験し、その都度引越し料金の違いを見てきたんです。
ちなみにその間、札幌でも札幌市内で自宅マンションの買い替えに伴う「市内近距離引越し」をしています。
なぜか短期間のうちに単身引越しと大型引越しをどちらも体験したという。笑
そんな貴重?な引越し経験から私は、
- 引越し料金を安くする絶対法則
を自然とマスターしてしまいました。
そして私はその絶対法則を利用し、早期退職後にむかえた最後(であろう)仙台⇒札幌単身引越しを、ダンボール約20箱、液晶TV、DVD他などを含め一式53500円(税込み)で契約しました。
もちろんダンボールや衣装用箱やガムテープ、プチプチなどの養生材も引越し業者さんからの無償提供で。
札幌⇒東京までは14万円だったものが、仙台⇒札幌は更に荷物が多くでも半分以下でできました。
前置きが長くなってしまいましたが、そんな私の単身引越し経験から発見した引越し絶対法則は次のとおりです。
コーキ式引越し単身パックを安くする方法
その1|目的地までの単身引越しの料金相場をチェックする
まずはあなたが今住んでいる所から引越し先までの「引越し単身パックの料金相場」を調べてみてください。
事前のチェックですから、ザックリで構いません。
スマホなどでネット情報を収取して、おおよその単身パック利用料金や普通の引越し料金をチェックしてみましょう。
今ならおおよその相場料金はスグにわかると思います。
そのようにしてある程度の単身引越し予算がわかったら、次はいよいよ本格的な段取りになります
その2|無料の引越し一括見積りを利用して本格的に見積りを集める
無料で使える引越し業者の一括見積りサイトを利用して、あなたの単身引越しの見積り集めをします。
なおこのサイトを使う理由については後述しますが、引越し見積りを依頼するとスグに7~8社から回答がきます。
ココで必要な作業は、
- 引越し見積りをしてきた業者の中で、一番安い業者の価格をチェックしておくこと
そして次はいよいよ引越し業者の選定、最初の重要ポイントになります。
その3|【最初の重要ポイント】引越し業者との交渉順番を決める
無料の引越し一括見積りを利用して見積り集めをすると、各業者さんから
『より正確な見積りをするのに荷物の下見をさせてください!』
と連絡が来ますので、集めた見積りの中で安かった2~3社に絞り込んで来てもらってOKなのですが、見積り条件は先に次のように伝えておきます。
- 引越しに使うダンボールは数量無制限で無料にしてほしい
- ダンボール荷造りに使うガムテープも無料にしてほしい
という感じですね。
そして最初の重要ポイントは
- パンダマークの引越し屋さんと一番最後に交渉する
できれば金曜日の夕方とかがイイですので、そのように段取りしてください。
結論を言うと、他の会社は見積り競争のための下準備用とし、パンダマークの引越し屋さんを単身引越しの大本命にして最終打ち合わせをします。
大本命の業者と引越し見積り交渉をするために
パンダマークの引越し屋さんの荷物の下見までに、他の引越し業者さんと見積りを最大限安くできるよう交渉の練習をつんでおきます。
そしてパンダマークの引越し屋さんとの交渉に望みます。
相手は百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マン。
あなたが準備しておくことは、それまでの見積り交渉で勝ち取った「最安値の引越し料金見積り」です。
まず最初は、パンダマークの引越し屋さんのペースで見積りを出してもらいます。
たぶんめっちゃ高い見積りが最初は出てきますが、これは百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マンの常套手段。
そこからトークをしつつ、ゆーっくり、ちょっとづつ値引きをしてきます。
そしてあらかた見積りを値下げしたところで百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マンは、
『この金額が限界です!』
この「限界」というキーワードが出てきたら、今度はあなたから交渉を仕掛けます。
【2番目の重要ポイント】「限界」キーワードを確認してから他の業者さんの最安値を言う
頑張ってもらった見積り金額だとは思うんですけど、他の業者さんのほうが安いんでそちらにします!
というと、百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マンは、速攻で価格を下げてきます。
「限界」だったハズなのに。笑
それでもあなたは他の業者さんの最安値価格を伝えてはいけません。
しばらくのらりくらりと、パンダマークの引越し屋さんの百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マンを、安くないから契約しないと翻弄し続けてください。
すると最後に必ず
『その他社さんの見積りよりも安くするので、価格を教えてください』
と言ってきます。
そうなった段階で、あなたの希望金額として「最安値の引越し料金」から更に2万円ほど安い金額を指し値しましょう。
すると...
百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マンは、会社に電話をして上司に相談をするハズです。
あなたの単身引越しを同業他社が安値見積りしているので、更に安くして良いかと。
【3番目の重要ポイント】あなたからのダメ押しをする
この段階であなたは更にダメ押し条件を提示しましょう。
例えばですが、
- 引越しは平日でも良い
- 引越しの荷物搬出は午後からでも良い
- 引越し日は業者の都合の良い日でもOK
といった、パンダマークの引越し屋さんが単身引越し料金の値下げをしやすい条件を、あなたから提示してあげるのです。
そうするとあなたの引越し見積りは、ますます安くなっていきます。
全国大手の引越し屋さんのほうが見積りが安くなる理由
あなたはもしかして、引越し単身パックは地元業者さんのほうが安いと思ってませんか?
実はコレ間違いで、引越し単身パックの場合は全国大手の引越し屋さんのほうが見積りが安くなります。
というのも、全国大手の引越し屋さんには「ある弱点」があるから。
それは
- 支店に帰るカラ荷便が多い
全国大手の引越し屋さんは、引越し依頼が年中めっちゃあります。
そんな引越し需要が多いから支店が出来るんです。
そんな支店からあなた以外の人が引越しをする場合、引越し先でトラックから荷物を下ろしたら、トラックは支店に帰らなくてはなりません。
この帰り便がカラになることを、全国大手の引越し屋さんは嫌がるんです。
ですからあなたは、そんなあなた以外の人が引越しで利用したトラックの帰り便を使わせてあげるという弱点を突いて、引越し見積りを安くしてもらう作戦。
この方法は実に効果的で、私がコノ方法を教えてあげた人の中には
- 東京から札幌までの引越しを税込み7万円ポッキリでできた!
という人だっています。
特にパンダマークの業者さんは全国都道府県に必ず支店がありますから、引越し需要が多ければ多いほど空荷の帰り便トラックも多くなります。
このような理由があるので、私は引越しの際にはパンダマークの業者さんを大本命にして見積り打ち合わせをするんです。
それでは最後に、コーキ式引越し単身パックを安くする方法の秘奥義をお教えします。
コーキ式引越し単身パックを安くする方法の秘奥義は◯◯◯すること!
- しゃべらないで無口になる
パンダマークの引越し屋さんの百戦錬磨の引越し受注のプロ営業マンに必ず勝てる秘奥義は、
「コノ価格より下がらなかったら契約しません」
と言ったあとは無口になって、黙ること。
営業マンは見積りの下見と言いながらも、人件費をかけてあなたの住まいに見積りしにやってきますから、必ず1回の訪問で引越し受注を獲得したいと思っています。
ですからあの手この手でセールストークを仕掛けてきますが、その手にのってはダメ。
そうではなく
「コノ価格より下がらなかったら契約しません」
と言ったら無口になって、黙る。
コレが一番効果的です。
この秘奥義は本当に効果があって、ほぼほぼ確実に最安値の引越し見積り金額になります。
是非あなたの引越しの際にお役立てください。
- コーキ式引越し単身パックを安くする方法は、無料の引越し一括見積り利用からはじめる
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