加藤コーキです。
あなたは「FXの取引スタイルをどうしようか…」って、悩んだことありませんか?
だってFXで負けたくはないし、できれば連戦連勝でお金を稼ぎ続けたい。
そうなると、ついつい「FX必勝法」だとか「最新のFX必勝理論はコレ!」的な情報に飛びついてしまいます。
ですが、巷で話題となるFX手法って、ほぼほぼメディアや販売者サイドで捏造されて称賛されているフェイクばかりですから、簡単に信じるワケにはいきません。
そこでここではFXの取引スタイルを人間心理面から考えて
- 勝てる確立の1番高いFXトレードスタイルは何なのか?
についてまとめてみました。
- FXの取引スタイルを決めかねている人
- 今のFX取引スタイルに迷いを持っている人
- 勝てる確立の1番高いFXトレードスタイルを探している人
FXを基本となる4つの取引スタイルから考える
FXには大きく分けて次の4つの基本取引スタイルがあります。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- 長期保有トレード
この4つの取引スタイルを元に、FXトレーダー個々による様々なオリジナルFX取引手法が編み出されています。
ちなみに、FX手法を公開しているサイトで有名な「FX Works」には、FXトレードスタイルとして現在800手法が情報公開されています。
800手法ですよ、800...
1日1手法を週5で検証したとしても3年以上かかります、800手法って。
ですから、すべてのFX手法を自ら検証するなんて、とてもとてもできません。
3年もかけるのなら、その間自己練習を積めばオリジナル手法にたどり着けそうですし。
となると、上記の4つの基本FX取引スタイルから、勝てる確立の1番高いFXトレードスタイルにまずは絞り込むことが大事になります。
とはいえ、FX手法はいつてもチェンジできますし、あなたに1番しっくりくる方法に巡り会えるまでは、どんどん試し直せます。
要は
ってことかもしれません。
FXの取引スタイル:その1.スキャルピング
スキャルピングとは、
- ごく短時間(数秒~数十秒、長くて10分以内)に薄い利益を確保しつつ、数を重ねる取引スタイル
チャンスタイムが来たら1時間のあいだに何十回も売買を繰り返し、例えるなら
「1回100円の利益でも100回繰り返せば1万円になるでしょ!」
という方針でFX取引を行うことに他なりません。
過去からエントリーまでの為替の動向を読み、数十秒先の為替がプラスに動くかマイナスに動くかを予想してエントリーしますから、「超短期予測」をするということ。
ですからスキャルピングの場合は、外的要素などの影響をほぼほぼ受けることなく、瞬時にFX取引を終了できます。
勝ちは小さいけれど、間違ったら即損切りをして次のトレードに移れるので、大きな負けにならないという特徴もあります。
ただし、小さなエントリーと売買をひたすら繰り返しますので、肉体労働的手法であることは否めません。
【その1】FXスキャルピングのメリット・デメリット
【メリット】
- 「超短期予測」でエントリーするので大きな負けにならない
【デメリット】
- 1回のトレード利益は必然的に薄くなる
- トレード回数を増やさないと大きな利益は確保できない
FXの取引スタイル:その2.デイトレード
デイトレードは
- スキャルピングよりも時間をかけて売買を行い、1回のFX取引でより高い利益を目指し1日のうちに売買を終了する取引スタイル
スキャルピングの時間延長版みたいなイメージです。
薄い利益をどんどん確定して積み重ねるのではなく、「1日というスパンの中で最も高い利益を狙う」手法です。
デイトレードのメリット・デメリットはスキャルピングとさほど変わりません。
ですが、スキャルピングのような細かい売買はしないことが多いので、相場にかじりつくようなこともなく、定時的に状況を確認するだけでイイというメリットはあります。
【その2】デイトレードのメリット・デメリット
【メリット】
- 1日の数時間のみエントリーするので「短期予測」となりで大きなリスクを抱えない
- 1回のトレード利益はスキャルピングよりも多くなる
【デメリット】
- スキャルピングよりも長時間のエントリーとなるので、それだけ相場予想は難しくなる
- ある程度トレード回数を増やさないと大きな利益は確保できない
FXの取引スタイル:その3.スイングトレード
スイングトレードは
- デイトレードよりも更に長くポジションをキープし、1回のFX取引でより高い利益を目指す取引スタイル
ですから、うまいタイミングにポジションを作って良い流れに乗ることができれば、大きな利益を得ることができます。
常に相場に張り付いている必要はありませんから、FX取引に時間をかけられない人向きであるといえます。
【その3】スイングトレードのメリット・デメリット
【メリット】
- ある程度長期目線でポジションを持つので、大きな利益を狙うことができる
- 常に相場に張り付いている必要はない
【デメリット】
- 長時間のエントリーとなるので、それだけ相場予想は難しくなる
- 予想とは逆に動いた場合大きな損害を被るリスクもあるので、損切りは確実に設定しなければならない
FXの取引スタイル:その4.長期保有トレード
長期保有トレードは
- 半年から数年ポジションをキープし、売買のポイントを探って利益を狙うやり方
いわゆる株投資と同じように長期目線で利益を狙う方法で、同時に「スワップポイント」という為替差額を利用して稼ぐことを狙いとします。
FXの長期保有トレードは、明確なトレンドがでているときにだけ勝負できる取引手法であり、我慢して持ち続けるためにはそれなりの確信と強い忍耐力を求められます。
ですから、短期間で成果を上げたい人向きの手法ではありません。
【その4】長期保有トレードのメリット・デメリット
【メリット】
- 半年、1年といった超長期目線でポジションを持つので、大きな利益を狙うことができる
- 常に相場に張り付いている必要はない
【デメリット】
- 長時間のエントリーとなるので、それだけ相場予想は難しくなる
- 予想とは逆に動いた場合大きな損害を被るリスクもあるので、損切りは確実に設定しなければならない
FXの取引スタイルを人間心理面から考えると、勝てる確立の1番高いFXトレードスタイルは?
FXの為替相場は「これから上がる」「これから下がる」といった為替トレーダーや投資家の人間心理によって複雑に動いていきます。
そして、その為替トレーダーや投資家の人間心理によって導かれた答えの多数決投票によって、相場の値は決まります。
ですから、
といっても過言ではありません。
つまりFXとは、「為替トレーダーや投資家たちの現在の心理状態を予想すること」です。
どうでしょう?
人の心理状態って、コロコロ変わりますよね。
ちょっとした事件や大きなニュースで、人の心理状態ってメッチャ動きますよね。
ということは、FXの取引スタイルを人間心理面から考えると、
- 予想期間が長くなればなるほど、人間心理が反映される為替相場の予想は難しくなる
ことは確実なのです。
ですから、FXの取引スタイルを人間心理面から考えると、勝てる確立の1番高いFXトレードスタイルの答えは「出来るだけ短い時間での売買」ということになり、必然的にスキャルピングが正解ということになります。
- FXにはスキャルピング、デイトレ、スイング、長期保有といった4つの基本取引スタイルがあり、それぞれメリット・デメリットがある
- FXの為替相場の現在値は、投資家たちの現在の心理状態を如実に反映している
- 人間心理の変化を考えると、勝てる確立の1番高いFXトレードスタイルは1番時間の短いスキャルピングが有利になる