投資信託(ファンド)と株取引ならどっち?メリット・デメリット比較で億万長者になるには

こんにちは、加藤コーキです。

ここでは「投資信託(ファンド)」と「株取引」はどっちがいいのか?をメリットとデメリットの両面から比較しました。

私の目標である「軍資金100万円を5年で1億円にする」的視点から、投資信託(ファンド)と株取引ではどちらが最短最適に億万長者になれるか?について書いています。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 投資信託(ファンド)と株取引はどっちがいいのか?をわかりやすく知りたい人
  • 投資信託(ファンド)と株取引のメリットとデメリットを比較したい人
  • 投資信託(ファンド)と株取引だとどっちが最短最適に億万長者になれるかを知りたい人

投資信託(ファンド)と株取引

投資信託(ファンド)は、

  • 多くの投資家から集めた資金をひとつにまとめて、それを株や債券などさまざまな金融商品を組み合わせて運用し、その成果を投資感に還元する仕組み

投資信託(ファンド)は投資信託会社で作られ、主に証券会社、銀行、郵便局などの「販売会社」を通じてまず最初に販売され、多くの投資家からお金を集めます。

そうして「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき投資信託会社の専門家(通称ファンドマネージャー)が行います。

投資信託会社のファンドマネージャーは常にグローバルな視点で国内外の経済状況や金融情報などのデータを収集・分析したうえで運用を信託銀行に指示する役。

一方の信託銀行は投資家から預かったお金を保管・管理し、投資信託会社からの運用指示にしたかって株式や債券などの売買や管理をします。

そんな投資信託(ファンド)には

  1. 株式投資信託
  2. 公社債投資信託

の2つの種類があります。

1.株式投資信託

株式投資信託とは、主に株式などを組み入れた投資信託(ファンド)のことで、具体的には次のような種類があります。

  1. 国内の株式に投資する投資信託(ファンド)
  2. 世界各国や特定の国・特定の地域に投資する投資信託(ファンド)
  3. 株式と債券(公社債)など異なる資産を組み合わせて運用する投資信託(ファンド)
  4. 複数の投資信託に投資する投資信託(ファンド)

2.公社債投資信託

公社債投資信託は、株式を一切組み入れず国債や社債などの債券を中心に運王される投資信託です。

具体的には「MRF」という株式や投資信託などの購入代金および売却代金の受払い、給料振込みなどを目的とした証券総合口座用の商品などがあります。

このほかにも、証券取引所に上場され株と同じように取引されている投資信託(ファンド)もあります。

また、不動産投信(REIT:リート)と呼ばれるオフィスビルや商業施設やタワーマンションなど複数の不動産を購入し、その賃料収入や売却益を投資家に分配する商品など、多種多様な商品があるのも投資信託(ファンド)の特長です。

投資信託(ファンド)は投資初心者のための商品

株式や債券などに直接投資する場合は、みずから専門知識を学び、日々の情報収集を行い、売買取引をしなければなりません。

ちなみに、株式は株式会社が事業運営などの資産調達のために発行する証券のことで、債券は国・地方公共団体・企業などが人々に「お金を借りる」ために発行する借り入れ証書です。

買った人は公共団体や企業にお金を「貸し付けしている」ことになるので利子が支払われ、満期になると購入額面金額が返済されます。

そして株式も債券も、自ら運用して投資資金を増やしていくためには、相応の努力や勉強が必要であり、なおかつ売買のタイミングまで吟味しながら行なう必要があります。

ですが、投資信託(ファンド)の場合は、株や債券運用の専門家が投資家に代わって運用しますから、投資初心者でも比較的気軽に始められる投資法として投資信託の人気は高まっています。

ただし、投資信託は投資のプロが運用するからといって、確実に利益が見込めるものではありません。

他の金融商品同様に、投資信託であっても商品の価値が下がって損失が出てしまうことはあります。

ですが、投資初心者が勉強しながら資産運用をするよりも、投資のプロが運用するほうが確実性は高く信用できるというメリットはあります。

また、投資信託(ファンド)は1万円程度から買えるものや、積立てプランなどもあるので、銀行の定期預金感覚で始められるのも特長です。

更に「NISA」「ジュニアNISA」「確定拠出年金(DC)」などの投資信託商品は、次のような3つのメリットがあるので、投資信託(ファンド)初心者でも取り組みやすくなっています。

投資信託(ファンド)のメリットを株取引と比較すると

1.少額から投資が始められる 

株取引は購入に企業の株価に合わせてある程度まとまったお金を必要としますが、投資信託は100円から投資が可能で少額から始められます。

2.ファンドマネージャーと呼ばれる株や債券運用の専門家が資産運用をしている

株取引をみずから行なう場合は、多くの時間を使うとともに投資の知識も必要となりますが、投資信託(ファンド)は運用のプロであるファンドマネージャーが各ファンドの運用方針に従って投資判断から取引までを投資家に代わって行ってくれます。
ですから、投資信託(ファンド)に投資した場合は、定期的に発行されるレポートで運用状況を把握するだけで、あとは資産運用のプロにすべてお任せできます。

3.分散投資でリスクを減らしている

投資信託(ファンド)は、運用や保管・管理する会社が破綻しても、預かり資産(信託財産)は制度的に守られるよう法律で義務化され守られています。
また、投資信託説明書(交付目論見書)や、決算を迎えた投資信託(ファンド)は運用経過や損益などを説明した運用説明書の交付が義務付けられてるので、常に投資家のために情報開示がされています。

4.幅広い投資ができる

投資信託は、国内外の株価指数、株式、不動産、債券など、組み込む資産は多種多様です。
また、個人投資家には直接投資したくてもできないとった、困難な発展途上国の株式や債券などを投資対象とした商品も多くあります。
安全性を目指す商品から、高いリターンを追求するものまで幅広いので、目的にあった投資信託(ファンド)を選ぶことができます。

5.安全性が高い

投資信託(ファンド)は、販売会社・委託会社(運用会社)・受託会社(信託銀行)といった各機関がそれぞれの役割を果たすことで、成り立つ金融商品です。
ですから、投資信託(ファンド)の仕組み上、仮に投資信託にたずさわる各機関が破綻したとしても、投資家が預けたお金は、投資額にかかわらず制度的に守られるよう分別管理になっています。

このように考えると、投資信託(ファンド)のほうが株取引よりも専門知識を必要としないので、気軽に取り組め個人の時間を費やすこともないというメリットがあります。

投資信託(ファンド)のデメリットを株取引と比較すると

1.信託手数用がかかる

投資信託(ファンド)は、あなたに代わって資金運用の代行をするため、株取引と違って次のような信託手数料がかかります。

  1. 販売買付手数料:投資信託を購入する際に必要な手数料
  2. ファンドの管理費用(含む信託報酬):投資信託の運用にかかる費用
  3. 信託財産留保額:投資信託を信託期間の途中で換金する際の証券売却にかかるコスト

2.元本の保証はない

金融商品に「リスク=不確実性(将来の損益がどうなるかわからない度合いのこと)」はつきものです。

そして、株取引と同様に投資信託(ファンド)もまた金融商品ですから、価格変動リスク(投資信託は値動きのある株式や債券などに投資して運用するため基準価格は証券市場などの動向により上下すること)は必ずあります。 

ちなみに「基準価格=投資信託の値段」のこと。

投資信託で運用している株式や債券などの価格をすべて日々評価し、さらに株式の配当金や債券の利子収入などを加えて資産総額を算出。

その資産運用額から運用に必要な諸費用を差し引いた純資産総額を現在の投資家が持っている投資信託の口数で割ったものです。

投資信託(ファンド)は、株価暴落などがあると株式を中心とした投資信託はリスクが大きくなる傾向が強く、株式を組み入れない公社債投資信託などはリスクが小さい商品とされていますが、次のような元本割れリスクがあることは否めません。

  1. デフォルトリスク:利息や元本が支払われる可能性の度合いで、高いとリスクが低く、低いとリスクは高い
  2. 金利変動リスク

このように考えると、投資信託(ファンド)は資産運用のプロに委託をするぶん、株取引よりも手数料はかかるので、大きな利益を見込むことはできないとも考えられます

【まとめ】投資信託(ファンド)と株取引ならどっち?

このように投資信託(ファンド)と株取引はどっち?かをメリット・デメリットで比較すると、

  • 最初から投資信託(ファンド)だけで軍資金100万円を5年で1億円にすることはできない

というのが結論です。

ただし、投資信託(ファンド)は株取引同様に大きな複利を得られる金融商品であることはまちがいありません。

現に私も投資信託(ファンド)の1つである「企業型確定拠出年金(DC)」の運用で、数年で元手金を223%増やした経験があります。

ですから、ワタシ的に投資信託(ファンド)は、株取引と同じくアクションプラン3で積極的に実践し、億万長者を目指すことにしています。

この記事のまとめ
  • 投資信託(ファンド)は、資産運用のプロにお金を預けて運用してもらう方法
  • 投資信託(ファンド)は、信託手数用がかかったり、元本保証はないが、大きく資金を増やすことは可能
  • オクツク的に投資信託(ファンド)はアクションプラン3で積極的に実践し、億万長者を目指す

つまり「投資信託(ファンド)」は1億円の作り方アクションプラン1で取り組む投資術ではなく、また違った方法で行なうということです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です