55歳で早期退職、1億円の蓄えがあればもう安心?

加藤コーキです。

55歳で1億円の蓄えを持っていたら...

そりゃあもう、ウハウハで会社を早期退職しちゃえるような気がしますよね?

そこでここでは、55歳で早期退職しようと思った時に必要な蓄えについて、私の考えを書いてみます。

この記事はこんな人にオススメ!
  • もし1億円の蓄えがあれば…と思っている方
  • 1億円あれば仕事なんていつでも辞めてると思っている方
  • 妄想だけで夢を語れる方

55歳で早期退職、1億円の蓄えがあったら…

55歳で早期退職をすとしたら貯金は 

「1億円あれば大丈夫」

とか

「1.5億円ないと足りない」

とかいろいろ言いますが 一概にいくらあれば大丈夫とは言えませんよね。

というのも、生活に必要なお金がいくらかについては人それぞれだからです。

とはいえ、私なら速攻で早期退職していますね、1億円の蓄えがあったら。

現にそれだけなくとも私は47歳で早期退職しちゃってますし。笑

いま1億円の蓄えを持っている人いますか?

まあ世の中広いですからね、今1億円の蓄えを持っている人は確かにいると思います。

ですが、そんな人は早期退職のことなんて考えていないんじゃ?と私は思いますし、何より当ブログのこの記事なんて読んでいないでしょう。笑

私は既に早期退職をした身ですので実感していますが、早期退職をして再就職を成功させて、これからの収入を増やそうと考えているのなら、早期退職すべきではないと思います。

55歳での再就職については、一度ハローワークへ行ってみてください。

いつ行っても若い人たちが職探しをしています。

そして、ハローワーク内に並んだパソコン端末に「55歳」の条件を入力すると、特殊な資格を持っていない限り良い条件の仕事などありません。

あなたが今までにどのような仕事を経験してきたか判りませんが それまで人を指導する立場であった管理職などをしてきた人は55歳で早期退職しても、うまく再就職はできないでしょう。

実際に55歳で早期退職後に再就職すると、自分より年下の人の指示に従い慣れない仕事を怒られながらするわけです。

そこそこのプライドある人は、たぶん継続できない。

事実私も、ハローワークで47歳で再就職の検索をしてみましたが、ロクな仕事は見つけられませんでした。

私にも少なからずプライドかあるので、自分より年下の人にコキ使われる再就職を選ぶことはできませんでした。

55歳で早期退職したあとの生活を考えてみよう

今のあなたの環境を確認をしてみてください。

・お子さんが居れば、今後も教育費などお金はかかりませんか?

・家などのローンは残っていませんか?

・家は持家ですか?

・これからずっと健康でいられるでしょうか?

などなど。

そして最も重要なのは

・あなたは年間いくら支出しているか把握していますか?

あなたが生きていくうえでの年間支出合計がどれだけかを一度シッカリ算出してみてください。

生活に必要なお金は、人それぞれ異なりますから。

年金をアテにするのなら早期退職はしないほうが良い

年金は長生きすればするほど多く手に入れることができます。 

ですが55歳で早期退職をすると、国民年金を退職後も払い続けるとしても厚生年金は再就職しなければ打ち止めです。

あなたの生まれ年によりますが、現在の年金は支給が65歳まで遅延している過渡期です。

55歳から65歳までの年金受給資格ができるまでの資金、馬鹿になりません。

この時期の試算が重要です。

そして年金支給後 支給額を生活費などの支出がどれだけ上回るかです。

その差額にとりあえず平均余命を掛け合わせばこれからの必要額が算出できます。

一番大切なのは健康でいつづけること

人生は何が起こるかわかりません。

それ以上に、何歳まで生きられるかとか、何歳まで健康でいられるかは、誰にもわかりません。

年金だってこれから先も減額が目に見えています。

これまで習慣的に倹約を行って支出総額が少ない人は、これまでの蓄えを見越して早期退職しても生活はできると思います。

ですが、豪遊を楽しんできた人は、1億円の蓄えがあっても足りないでしょう。

たとえ早期退職で得た退職金を運用して増やすとしても、マイナス金利のいま十分な運用益を得ようとするならハイリスクハイリターンを狙い投資を行う事しかできませんが、それで資産を失えば路頭に迷います。

55歳で早期退職、1億円の蓄えがあれば安心できるのか?

生活のことを振り返りもせずに、「1億円あれば55歳で早期退職」は論外な話です。

というか妄想。

退職したら支出を減らして・・

と考え気味ですが、人は環境が変わっても生活スタイルを変えることは難しいです。

仕事を辞めることでスーツなどを買わなくなったとか、お付き合いの飲食が減るなどの支出減はあるかもしれませんが、それは支出の中のほんの一部、微々たるものだと考えてください。

この記事のまとめ
  • 1億円の蓄えがあれば早期退職しても良いというワケではない
  • これから大事なのは1億円の蓄えよりも健康でいつづけること
  • 長年の生活スタイルはそうそう変えられない

 

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