早期退職制度の退職金、利用した人が情報開示をせず秘密にする理由|セカドリ

加藤コーキです。

早期退職をした人の退職金のハナシって、もっともっとたくさんあっても良い気がするのですが、ブログとかでもシッカリ開示されているのって意外と少ないんですよね。

早期退職制度に応募する際に

早期退職をしようと思ったら、普通に退職するのとは違います。

一般的には会社の業績が悪化して人員整理を行うことになったというのが基本ですから、

  • あなたが会社の将来を案じてくれて、自ら退職で協力くれるのなら、それ相応の優遇措置を取らせていただきます

ということです。

会社にとっては希望退職者がたくさんいる = 人員整理 = 経費削減

になりますし、特に働き効率が鈍りがちでありながら高給取りの中高年は業績悪化した会社にとってはかなりの負担となっているハズ。

ですから、双方にとってヨシとなるよう、早期退職制度で退職金を含め良い退職条件を提示してくるんです。

ですが、働いてるサラリーマン側からすれば、会社業績なんて自分一人のせいじゃありません。

給料は毎月しっかりもらいたいって絶対思ってますし、自分以外の不要な人間がこの会社にはもっといるなーんて思ってしまうものです。

大体の会社が同じでしょうけど、上司って仕事ができない人たちの塊みたいなものですから。

でもまあ基本的には社員の将来にとっても、そして会社の業績立て直しにとっても、双方共にヨシ!を目指して実施されるのが早期退職制度です。

早期退職制度の応募には条件がある

実は早期退職制度を利用した人が情報開示をしない理由はハッキリしています。

それは早期退職制度に応募する人には、ある条件が設定されていることが多いからです。その条件とは、

  • 早期退職制度申請書に付属する誓約書

これ、私も早期退職申請書を提出するときに記名押印しましたが、要は機密保持に関する誓約をさせられるということです。

早期退職に関する機密保持

一般的に早期退職に関する機密保持というのは、『仕事上で知り得た秘密の保持』を指します。

例えば

  • その会社の利益構築体制の秘密
  • 特許や社外秘技術に関すること

これらを早期退職制度で退職したあとに、他社に持ち出ししたり、技術流出させたりしたら...

  • 裁判等の法的手段に訴え、支給した退職金の返還や慰謝料までも請求しますよ!

という旨の誓約書を書かされるわけです。

自筆にて記名押印するわけですから効力はかなりあります。

そんな感じで早期退職誓約書を取り交わししますから、あまり詳しい話はできない。

というか、どこまで話して良いものかハッキリしないというのが早期退職に応募した人の本音だと思います。

お金のハナシは日本人的にタブー

あと、お金のハナシって日本人はタブーですよね。

自分がいくら早期退職制度に応募して退職金貰った!とかってハナシは、ほぼほぼ自慢にしか聞こえませんし、他人には言わなくても良いハナシですから。

でも私はあんまり隠したくないなーって思いました。

というのも私が伝えたいことは

  • 早期退職は決して悪い選択ではなくて、むしろ第二の人生セカンドライフを楽しむキッカケになりますよ!

ということをお金の面からもしっかりお伝えしたかったからです。

まとまった現金を運用に回せば、通常の早期退職制度の退職金以上の運用益も見込めますし、そうやって楽しく若い時間を使おうというのがセカドリの趣旨です。

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